日本3Dプリンティング産業技術協会は新しいもの創りを行います

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協会の体制

代表理事挨拶

代表理事 三森 幸治

 ものづくりの新しい方法として「3Dプリンター」という言葉は世の中に広く知られるようになってまいりました。個人のレベルでは、3Dプリンターを用いて「ものづくり」を楽しむ流れが生まれてきておりますし、産業界でも、製造業を中心に多くの企業で3Dプリンターが導入、活用されてきております。
しかし、3Dプリンターには、種々の造形方式があり、また、扱える材料も従来の加工方法ほどの自由度はないのが現状です。このため、せっかく高額な装置を導入しても、適切に活用されていないことも少なくありません。しかも、技術的にも大きく進化しつつある現在、過去の経験が、返って3Dプリンティング技術の発展・普及を読み落としてしまう可能性もあります。
実際、近年の3Dプリンターの機能・性能の向上に伴い、従来の試作や治具などへの活用を超えて高機能な最終製品の提供も可能となりつつあります。この製品も従来の代替ではなく、3Dプリンティングの持つ高い造形能力を生かしたまったく新規な設計コンセプトのものが生まれてきております。また、ドイツから提唱された Industrie 4.0 では、今後の製造業の目指す姿として「マスカスタマイゼーション」が取り上げられていますが、3Dプリンティング技術は、その中核の要素技術として、今後も精力的な研究開発が続けられると考えられます。
当協会では、このように大きく発展つつある3Dプリンティング技術を、ユーザーの視点に立って活用、普及を推進して行きたいと考えております。このため、単に、3Dプリンター自体の活用法だけではなく、そのための3Dデータ作成から、造形物の形状や物性評価、3Dプリンター向けの設計技術など、3Dプリンターを活用するために必要な技術を取り上げるとともに、実際のビジネスでの活用事例などの紹介なども進めてまいります。
3Dプリンティング技術を日本のものづくりに根付かせていくために、ご関心のある企業、団体、個人の皆様のご加入、ご協力を心からお願い申し上げます。

理事紹介

  • 代表理事三森 幸治 / 当協会、AMstage
  • 常務理事松岡 司 / 株式会社リコー
  • 理事毛利 孝裕 / 株式会社NTTデータ ザムテクノロジーズ
  • 理事辻󠄀 大輔 / 東芝エネルギーシステムズ株式会社
  • 理事中込 裕 / 株式会社システムインナカゴミ
  • 理事早野 洸揮 / 株式会社アスペクト
  • 理事周防 武 / 長瀬産業株式会社
  • 監事井上 浩之 / 株式会社リコー