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3Dプリンティング技術の最新動向(過去)

第一回 3Dプリンティングと最適化シミュレーション技術(終了)
    ーーートポロジー最適化で究極構造を探るーーー

  • Part1 最適化シミュレーション技術を理解するための基礎解説
     講師 日本3Dプリンティング産業技術協会担当者
     概要 第二部を理解するための用語と基本的な考え方を説明します。
      ※ 構造/応力シミュレーションについてご存知の方は、第二部からご参加ください。
  • Part2 最適化シミュレーション技術と事例紹介
     講師 株式会社くいんと 代表取締役会長 工学博士 石井恵三様
     概要 (0) 最適化シミュレーション技術基礎解説
       (1) 最適化シミュレーションとは
        ・最適化シミュレーション技術の基本
        ・形状最適化、トポロジー最適化とは
       (2) 3Dプリンティングへの活用事例
        ・技術活用事例とそれから得られた造形物の観察
       (3) 3Dプリンティングが切り開く革新的「材料」と設計
  • Part3 会費制懇親会(17時30分~18時30分)
        参加希望者のみ(参加費1,000円)
  • 開催日2016年11月7日 14時~17時30分
  • 参加費  会員:無料/非会員: 10,000円
  • 会場名  きゅりあん(品川区立総合区民会館)
  • 会場の住所東京都品川区東大井5-18-1
  • 定員   40名
  • 終了しました

第二回 3Dプリンター用樹脂材料の最新動向(終了)

  • Part1 各種造形方式に利用可能な樹脂・金属・セラミックスなどの材料、および最新研究動向
     講師 横浜国立大学成長戦略研究センター 連携研究員 / 東北大学大学院医工学研究科 非常勤講師
           萩原 恒夫様
     概要 2012年頃からAdditive Manufacturing装置(3Dプリンター)がメディアで取り上げられ過熱気味に報道されてきた。最近ではその可能性とともに限界がおおかた理解され、落ち着きを示すようになってきたが、「IoT、Industrie 4.0など」との関わりから大きな期待が寄せられている。3Dプリンターの今後を左右するものはその出力物(材料)の性能にかかっていることから、材料への期待が大きい。本講演では3Dプリンターの現状と動向を、材料の視点から述べことにする。
  • Part2 材料メーカによる材料の紹介その1
     講師 アルケマ株式会社 京都テクニカルセンター スペシャリティポリアミド本部 営業・開発マネージャー  井上 稔様
     概要 レーザーシンタリング(LS)で造形されたポリアミド部品は、他の3Dプリンターで加工された部品に比較して、強度が優れ、かつ経年劣化を起こしにくい。しかし実部品として使うには、更なる機械的物性の向上が必須である。当社は従来のポリアミドに比べて、引張破断伸びが大きく耐衝撃性にも優れるポリアミド11を開発し、LS技術の用途拡大に取組んでいる。また当社ポリアミド11はUSP Class VIにも適合し、医療用途への応用も期待されている。
  • Part3 材料メーカによる材料の紹介その2
     講師 ダイセル・エボニック株式会社 テクニカルセンター所長 理学博士  六田 充輝様
     概要 3Dプリンティング技術は、熱可塑性樹脂の最も新しい成形加工方法のひとつで、従来の射出成形では困難であった複雑な形状を形作ることができる画期的な技術として期待されている。しかし、その基礎は、熱可塑性樹脂を「熱で融かして、冷やして、固める」というもので、従来の成形法と同じところにある。本講ではこの基礎に立ち返ってPEEKを中心としたエンプラについて解説を行い、3Dプリンティング技術のより深い理解の一助としたい。
  • Part4 会費制懇親会(17時30分~18時30分)
       参加希望者のみ(参加費1,000円)
  • 開催日2017年2月3日 14時~17時15分
  • 参加費  会員:無料/非会員:8,000円
  • 会場名  TKP東京駅前会議室
  • 会場の住所 〒103-0027 東京都中央区日本橋3-5-13 三義ビル2F
  • 定員   50名
  • 終了しました

第三回 先端3D計測技術とリバースエンジニアリング(終了)

  • Part1 リバースエンジニアリングのための3次元スキャニング技術とその応用
     講師  東京大学大学院工学系研究科 精密工学専攻     教授  鈴木 宏正様
     概要 
     近年普及が進む、部品形状を3次元的に計測する非接触3次元スキャナーや産業用X線CT装置について、その原理と3次元計測データの処理技術について解説する。また産業用X線CT装置による形状計測は、最近特に注目されているので、その技術的な課題や解決法について事例と共に紹介する。また、3Dプリンティングとの関わりについても議論する。
  • Part2 ニコン製3次元測定機の3Dプリンター造形物への活用
     講師  株式会社ニコン 産業機器事業部 マーケティング部ソリューション開発課 副主幹   内山 裕介 様
     概要
     近年3Dプリンターは外観確認のような簡易的な用途だけではなく、造形部品を組み込み機能させる用途(機能試作)や最終製品の造形までもが求められています。その為造形部品を正しく機能させる為や、機能しなかった場合の原因究明の為に測定機の必要性が認知され始めました。本講演では弊社3次元測定機を用いてどのような測定/解析が可能になるかを、実例を交えてご紹介いたします。
  • Part3 会費制懇親会(17時30分~18時30分)
      参加希望者のみ(参加費1,000円)
  • 開催日 2017年5月10日 14時~17時30分 
  • 参加費  会員:無料/非会員:18,000円
  • 会場名   TKP 東京駅八重洲カンファレンスセンター
  • 会場の住所〒104-0031 東京都中央区京橋1-7-1 戸田ビルディング
  • 定員   50名
  • 終了しました

第四回 樹脂造形物の価値を高める後処理技術(終了)

  • Part1 後処理の全体概略とFDM、SLS造形物の後処理の実際
     講師  リコージャパン株式会社 産業ソリューションセンター 3D事業推進室 山口 清様
    <概要>
     3Dプリンターで出力された造形物は、形状精度や意匠性等の改善のため、後処理を加えることが多い。本講演では、この後処理に関する基礎知識とFDMやPowder Bed Fusion(SLS, SLM)における処理の実際を、事例を交えて解説する。
    ・ なぜ後処理が必要か?
    ・ サポート除去
    ・ 機械加工
    ・ 表面処理
    ・ FDMの後処理
    ・ Powder Bed Fusionの後処理
    ・ 造形品を活用した工法
  • Part2 Material Jetting 造形物の後処理の実際
     講師  埼玉県産業技術総合センター 技術支援室部 佐藤 宏惟様
    <概要>
     インクジェット式積層造形装置(Material Jetting)で出力された造形物は、造形方向により表面性状が大きく異なります。また、積層造形物の表面にはサポート樹脂が残存するため、内部を可視化したり、着色処理を施すことは容易ではありません。本講演では、残存するサポート樹脂の除去方法と、内部可視化、着色についての知見をご紹介します。
  • Part3 SLA造形物の後処理の実際
     講師  株式会社JMC    3Dプリンター出力事業 営業リーダー    船山 博司様
    <概要>
     お客様が求めているご用途によって、SLA造形物は様々な表現を出すことが可能です。その表現を出す、最も必要な工程が”仕上げ・後処理”です。本講演では、JMCでのSLA活用分野・SLA活用事例をご紹介いたします。
  • 開催日  2018年3月9日(金曜日)14時~17時30分(13時30分開場)
  • 参加費  会員:無料/非会員:18,000円
  • 会場名  ビジョンセンター永田町
  • 会場の住所〒100-0014 東京都千代田区永田町1丁目11-28
  • 定員   50名
  • 終了しました

第五回 3Dプリンティングと最適化技術が拓く革新的設計(終了)

  • Part1 「トポロジー最適化と3次元造形技術による革新的デバイス・材料構造の設計開発」
     講師  京都大学大学院 工学研究科 機械理工学専攻 教授 西脇 眞二様
    <概要>
     トポロジー最適化は,構造の形状だけでなく穴の数の増減などの形態の変化も可能とするもっとも自由度の高い構想最適化の方法である.この方法により,きわめて高機能な構造が得られるだけでなく,新しい機能をもつ革新的な構造を得ることも可能である.本講演では,トポロジー最適化と3次元造形技術を有機的に統合化することにより,新しい機能をもつ革新的なデバイス構造や,メタマテリアルのような自然界に存在しない特性をもつ材料構造を設計開発する方法について,幾つかの事例をまじえて説明する。
  • Part2 「構造最適化が支える3Dデザイン・イノベーション」
     講師  株式会社くいんと HiramekiWorksプロジェクトリーダー 執行役員 月野 誠様
     概要
      3Dプリンターの登場により飛躍的に自由度の高い造形が可能となりましたが、そのメリットを十分に生かすには、設計手法にも革新が求められます。構造最適化(トポロジー最適化/形状最適化)を設計に取り入れることにより、3Dプリンターの能力を引き出すイノベーティブなデザインを導くことができます。 本講演では弊社ソフトウェアの構造最適化技術と3Dプリンティングとの連携について、例題を交えてご紹介します。
  • Part3 「ANSYS社が提供する3Dプリンティング解析支援技術のご紹介」
     講師  アンシス・ジャパン株式会社 ANSYS構造グループ技術マネージャ 一宅(ひやけ)透様
     概要
     ANSYS社では、3D金属プリンターによる製品製造にフォーカスした、様々な解析技術を提供しています。本セッションでは、それらの技術について最新情報を交えてご紹介させて頂きます。
  • Part4 「AltairにおけるAMソリューション」
     講師  アルテアエンジニアリング株式会社 ビジネス開発本部 solidThinking事業部 廣田 英二郎様 
     概要
      昨今、金属3Dプリンティングに最適な、効率的で有機的な形状を生成することが可能となっております。Altairの最適化技術との連成は、デザインの自由度と創造性を大幅に拡張し、最高のデザインを実現します。本講演では、Altairにおけるアディテイブマニュファクチャリング(AM)ソリューションの最新動向を、プロトタイピング段階での最適化設計と、製造段階での積層造形プロセス最適化の観点からご紹介します。
  • Part5 会費制懇親会(17時45分~19時)
      参加希望者のみ  参加費 1,000円
  • 開催日 2018年10月10日(水) 14:00~17:30
  • 参加費  会員:無料/非会員:25,000円
  • 会場名機械振興会館
  • 会場の住所 〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8
  • 定員   30名
  • 終了しました

第六回 3Dプリンティングにおける品質保証(終了)

  • Part1 「AMによる異方性機能制御の最前線と品質保証への期待」
      講師  大阪大学大学院 工学研究科 准教授 石本 卓也様
     概要
      AMは本来、高い自由度での形状設計に基づく機能制御を得意とする技術として期待されてきた。一方、近年の研究は、AMが原子配列をはじめとする材質の制御に有力な手法であることを証明しつつある。形状と材質の同時制御は部材の機能性の幅を大きく拡大すると期待されるが、求める性能性の上昇にともない高度な品質保証が要求されるのも事実である。本講演では、AMによる形状・材質による機能制御に関する最近の知見と品質保証の現状、さらには今後の期待について述べる。
  • Part2 「LPBF技術の量産部品適用への道のり 」
      講師  株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ  AM事業部 開発部  部長 酒井 仁史様
     概要
      AM技術は、製品の開発期間短縮および開発期間の短縮及び開発コスト低減の有力な手段として自動車、家電、医療等幅広い業界において広く認知、活用されており、試作部品を早く作ることができる技術という点において、その手法はすでに一般的なものとなっています。昨今、造形技術の発展に伴いその用途は試作品の製作に留まらず、製品製造プロセスにも活用されるようになりつつあります。特に金属造形技術の最終製品への適用が進んでおり、航空宇宙、医療、オイル&ガスといった産業でその傾向が顕著です。しかしながら、量産部品への適用にはプロセスのトレーサビリティ、品質保証体系の確立が必須であり、現状ではISO等の規格化も含めて十分に整備されているとは言い難く、量産適用への大きな障害となっている状況です。本講演では、金属積層造形技術の品質保証への当社の取り組みを実例を交えながらご紹介させて頂きます。
  • Part3 「ドイツにおけるAM認証の取り組み」
      講師  テュフズードジャパン株式会社 COM事業部 IEP部 畝 竜哉様
     概要
      テュフズードはドイツ・ミュンヘンに本部を置き、自動車、鉄道、航空、産業機械、プラント、医療などの産業界に対し、グローバル規模で品質監査・安全評価サービス等を提供する第三者試験・認証機関です。 アディティブ マニュファクチャリング(以下、AM)の最終用途への応用が進むドイツにおいて数年前から取引の際の品質や再現性の保証などの課題解決策が求められ始めました。 テュフズードでは、そのようなサプライチェーン上の売り手と買い手、双方への解決策としてAMに関する各種認証サービスやトレーニングの提供を開始しました。 今回は、その中からドイツ鉄道がAM部品調達におけるサプライヤー認定の条件として採用したAM工場認証のほか、原料・材料認証、材料試験サービスについてご紹介いたします。
  • Part4 「3Dプリンティング技術におけるULの活動」
      講師  株式会社 UL Japan 材料技術部  部長 有森 奏様 
     概要
      3Dプリンターの技術は様々な用途に対して有用であることが期待され、検討されている。新規でユニークなデザインで造形できる反面、それら部材における物性などが懸念される。ULではこれまでUL94や746シリーズでプラスチックス材料の難燃性や耐電気特性・耐熱性を評価・認証し、データをイエローカードにて公開している。これに対して3Dプリンターで造形部材に対してブルーカードプログラムの提供を開始した。このプログラムを立ち上げるに至った研究データを用いて解説する。また、ULの3Dプリンティング技術の安全に対する活動についても解説する。
  • Part5 「樹脂の3Dプリンティングにおける品質保証」
    講師  株式会社ストラタシス・ジャパン 三森 幸治様 
     概要
     AM(アディティブマニュファクチャリング)加工により製造された部品が最終製品に組み込まれ市場に投入され始めた。安全性及び品質に関連して厳しい管理体制を持つ航空機関連において、樹脂・金属共にAM加工製品が積極的に採用されてきている。ストラタシス社製3Dプリンターにより製造された樹脂部品に関して活用の背景と品質保証に関連した設計法及び具体的事例等を説明する。
  • Part6 「金属技研における量産部品製作に向けた金属積層造形の取り組み」
     講師  金属技研株式会社 技術本部 テクニカルセンター 主事 増尾 大慈様
     概要
     金属積層造形を効果的に使用した量産部品検討事例が増え始めています。金属技研においても造形受託メーカーとして、顧客に高付加価値造形部品を実使用に耐えうる品質でお届けする為、機械加工や検査・検証方法等、設計要素に後工程からのフィードバックを実施しながら受託生産を行っています。本セミナーでは、積層造形部品に要望される製作・品質管理の例や、実際の造形に特化した形状を製作する際の注意点等を説明いたします。
  • Part7 懇親会(17時30分~18時30分)
      参加希望者のみ   参加費 1,000円
  • 開催日 2019年8月29日(木) 10:10~17:30
  • 参加費  会員:無料(2名まで)/非会員:50,000円
  • 会場名 機械振興会館
  • 会場の住所 〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8
  • 定員   30名
  • 終了しました

第七回 「砂型・金型への展開」ウェビナー(終了)

  • Part1 「金属AMを用いた金型製作とアカデミアからのアプローチ」
     講師 金沢大学 設計製造技術研究所 教授 古本 達明様
     概要
     粉末床溶融結合法を用いた金型製作は,内部水管の自由配置,放電加工レスの実現,ポーラス構造体によるエアベント機構付与など,AMの特長が活かせる適用先として注目されている.しかしながら,造形物の変形,精度,内部気孔,組織など解決すべき課題も有している.本講演では,金属AMによる金型製作の利点や課題について述べるとともに,各種金型の高精度化に向けて取り組んだ内容について,事例を交えて紹介する.
  • Part2 「高速砂型造形用3Dプリンターの開発」
     講師 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 製造技術研究部門 総括研究 主幹  岡根 利光様
     概要
     3Dプリンターにより鋳型を直接造形する技術は,模型からの転写では不可能なアンダーカットのある複雑形状の鋳型及び中子の造型,一体造形による鋳型キャビティ精度向上による薄肉化等に有効なことから高付加価値の鋳造品の製造に期待されている.3Dプリンターによって造形した鋳型の量産適用を目的に,造形速度の高速化を目指した開発が進められてきた。開発概要と3Dプリンター砂型造形技術の今後の可能性について報告する.​
  • Part3 「ハイブリッド金属3Dプリンティングの射出成形金型への適用事例」
     講師 パナソニック株式会社 ライフソリューションズ社ものづくり革新本部 生産技術センター  主幹 阿部  諭様
     概要
     金属3D プリンティングと切削を組合せたハイブリッドシステムの概要と,これを適用した射出成形金型の事例を中心に紹介する.このシステムを金型加工に適用すると金型部品を高精度に短納期で製作できる.さらに、複雑な温度調節回路を容易に形成できるため,ハイサイクル成形が可能であり,成形生産性向上が実現できる.
  • 開催日2020年9月18日 13:00-16:30
  • 参加費  会員:無料/非会員:30,000円
  • 会場名 ウェビナーにて開催(Zoom予定)
  • 定員   250名
  • 終了しました

第八回 「PM x AM:粉末冶金技術を用いた3Dプリンティング技術」ウェビナー

  • Part1 オリエンテーション:開催の背景と技術の概要
     講師 当協会 研究員 山口 清
     概要
     近年、焼結方式の3Dプリンタが注目されています。理由としては、コスト面や効率面で従来方式よりも優れており、量産への期待が大きいことが挙げられるかと思います。しかし、その背景には、長年、活用され実用化が進んできた粉末冶金技術(以下PM)があります。本セミナーではこれらのモノづくり革新の可能性を実感していただくため、有識者や先端企業のみなさまを講師としてお招きしご講演していただきます。
  • Part2 基調講演:粉末冶金技術と金属積層造形技術
     講師 近畿大学 次世代基盤技術研究所 特任教授 京極 秀樹 様
     概要
     金属3Dプリンタ研究開発の第一人者であり、また粉末冶金技術にも長年取り組んでこられた近畿大学の京極先生に、粉末冶金技術と金属3Dプリンタについてわかりやすく解説していただきます。
  • Part3 BJT方式の金属3Dプリンティング技術紹介
     講師 株式会社リコー アディティブマニュファクチャリング事業センター 金属造形開発室 プロセス開発第二グループ リーダー 佐々木 隆文 様
     概要
     近年注目が高まっているAdditive Manufacturingおいて,粉末にバインダーを塗布し固化させる粉末積層造形法,いわゆるバインダージェッティング法は,ここ数年,金属材料への展開が急速に広まりつつあります。本講演では,バインダージェッティング技術の概要,当該技術を金属材料へと適用している各社の最新動向,また (株)リコーにおける技術開発の取り組みを紹介し,課題や今後の展望を議論します。
  • Part4 Desktop Metal社 金属3Dプリント技術に関する製造上の課題と解決方法
     講師 アルテック株式会社 第2産業機械事業部 デジタルプリンタ営業部 営業副部長 香西 秀樹 様 / 課長 森田 隆幸 様
     概要
      当社で取り扱いしているDesktopMetal社の金属3Dプリンターの2種類の方式に関して説明します。
     1.BMD(Bound Metal Deposition)方式。(通称FDMと呼ばれている方式)
     2.BinderJet方式(2機種)
     これら2方式、3種類のプリンターに関して説明を行います。 これまでの金属に関する製造方法の経緯や、これからの製造方法がどう変遷していくか、 予想も含めた内容となります。これらを踏まえて、金属3Dプリンターが現状抱えている課題とそれをどのように解決していくかをご紹介して参ります。
  • Part5 ペレット式3Dプリンタに適応したセラミックス・金属コンパウンドの紹介        
     講師  第一セラモ株式会社 営業部 新規事業担当 専門課長 和田 誠 様 
     概要
     金属3Dプリンティングには欠かせない材料技術や製品の特徴について第一セラモ和田様にご講演していただきます。
  • 開催日 2021年2月19日 13:00-16:50
  • 参加費  会員:無料/非会員:30,000円
  • 会場 Zoom ウェビナーにて開催
  • 定員   450名

第九回 「AMによる知的設計の技術 ~ Intelligent Design Featuring Additive Manufacturing」ウェビナー

  • Part1 協会ご挨拶・セミナー紹介
     当協会 常務理事 松岡司
     概要
     近年、3Dプリンティングの分野では、その特長を生かした形状や構造の設計法や事例がしばしば注目されています。理由としては、3Dプリンタを用いると、従来の製造方法ではできなかった形状や構造、性能が実現できることが挙げられます。例えば、トポロジー最適化やラティス構造により重量と強度、コスト等の相反する要求を同時に達成させたものが挙げられます。あるいは、空隙を持たせた構造物や複数材料の組み合わせを用いて、狙いの特性も創出する事例も見られます。本セミナーではこれらのモノづくり革新の可能性を実感していただくため、有識者や先進企業の方々をお招きしてご講演していただきます。
  • Part2 基調講演1:AMを用いた高度設計技術 ~ 特性創出の考え方と可能性
     明治大学 理工学部 機械情報工学科 教授 舘野 寿丈 様
     メタマテリアル研究の第一人者でいらっしゃる館野先生に、メタマテリアルによる機械的特性の改変、インフィルによる振動特性の改変、複合材料による機能の組み込み等について解説していただきます。
  • Part3 基調講演2:創発の概念に基づく"AM×多様解"の設計方法論
     千葉大学 大学院工学研究院 デザインコース 准教授 佐藤 浩一郎 様
     従来の設計法ではできないデザインを追求しておられる佐藤先生に、多様解の考え方やAM設計への適用等について解説していただきます。
  • Part4 講演1:3Dデジタルフットウェアの実装における過程と未来
     株式会社MAGARIMONO 共同創業者 / DIGITAL DESIGN DIRECTOR 小野 正晴 様
     3Dプリンタによる製品事例や今後についてMAGARIMONO小野様にご講演していただきます。
  • Part5 講演2:陰関数を用いたモデリングカーネルとその応用について~nTop Platformの紹介
     Stable Bridge 株式会社 代表取締役社長 小林 明 様 
     設計効率を画期的に向上させるnTopology社の技術や製品について、Stable Bridge小林様にご講演していただきます。
  • Part6 講演3:頭の中のイメージをそのままモデリング~Rhinocerosの紹介と、Grasshopperのアルゴリズムデザイン
     株式会社アプリクラフト  代表取締役社長 女井 誠司 様
     従来の発想方法では不可能だった設計を実現するRhinoceros/Grasshopperの技術や製品について、アプリクラフト女井様にご講演していただきます。
  • 開催日 2021年3月17日13:00-16:50
  • 参加費  会員:無料/非会員:30,000円
  • 会場名 Zoom ウェビナーにて開催
  • 定員   450名