日本3Dプリンティングの研究会は、3Dプリンティングをもの作りに応用

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研究会とは

<目的>

特定のテーマに沿って、会員同士でテーマの内容を掘り下げ、一定の成果を導きだす。

<形式>
  • テーマを設定し、年に数回程度、毎回2~3時間程度のご講演とディスカッションを予定。
  • 参加者のみなさんの相互の発表で進行。ただし、適宜、大学・公設試や関連業界など協会会員外からも発表。
  • 推進幹事の方数名を設定し、運営。
<参加資格>

原則、会員のみの参加としますが、理事の判断でゲストを招聘することがあります。

テーマにより非公開研究会になる場合があります。

研究会イメージ

研究会活動内容

テーマ 2021年度「AM材料研究会」
 〜コンセプト:UV樹脂の逆襲〜
活動内容
  • UV硬化性樹脂による3Dプリンティングは、造形精度が良く表面性も優れることから試作を中心に活用が広がってきました。ただ、機械強度が低い、耐久性が悪い、耐熱性にも難点(60℃の壁)があるといった点から、実用製品への活用は見送られてきました。
  • 近年、十分な実用強度や耐熱性を持つUV樹脂造形が可能となり、造形速度向上、フルカラー化、透明性向上、医療応用の広がりなど、活用が広がってきています。 今年度の研究会では、UV硬化性樹脂の改良の歴史、化学的構造、造形物の物性などを2回に分けて学んでいきます。

  • 主査 横浜国立大学 成長戦略教育研究センター 連携研究員 萩原 恒夫先生
  • 第一回 工業生産に向かうUV樹脂造形
  • 日時 2021年8月26日 13:00-16:30(番外17:00まで)
  • 形式 Zoomミーティングによるリモートセミナー
  • 協会挨拶・研究会概要紹介
     当協会 代表理事 坂木 泰三
  • 主査講演:光硬化性樹脂を用いるAMの最新の動向
    〜最終製品をめざして〜
     横浜国立大学 成長戦略教育研究センター 連携研究員 萩原 恒夫先生
  • 講演1:Carbonの材料と造形技術で実現する3Dプリンタの最終部品適用
     JSR株式会社 Carbon事業推進部 部長 澤田 安彦様
  • 講演2:量産グレードのUV硬化樹脂と造形技術
     株式会社スリーディー・システムズ・ジャパン インダストリアルソリューショングループ ダイレクトセールスマネージャー 春日 寿利様
  • 講演3:ストラタシスにおけるPolyJetテクノロジーの進化
      株式会社ストラタシス・ジャパン  Sales Application Engineer, Products & Service North Asia 木村 佳央様
  • Q&A・ディスカッション
  • 番外(フリートークタイム)

  • 第二回 UV樹脂活用の広がり
  • 日時 2021年10月22日 13:00-16:30(番外17:00まで)
  • 形式 Zoomミーティングによるリモートセミナー
  • オリエンテーション  協会 
  • 基調講演:マイクロ光造形技術の進歩と将来展望 :
     光硬化性材料と造形法の多様化による高付加価値製品の創出
     横浜国立大学大学院 工学研究院 教授 丸尾 昭二先生
  • 講演1:UV樹脂の可能性
     シーフォース株式会社  能田 修司様
  • 講演2:透明材料と産業用大型光造形の今後
     シーメット株式会社 樹脂開発センター長 大長 勇哉様
  • 講演3:直描露光装置としても光造形装置としても使える、
     1台2役の高速/高精度3DプリンターSPACE ART®の紹介
     株式会社TKR シェアビジネス事業部 3Dプリンター開発部 登本 一孝様
  • 会員による自社技術紹介:     BMF Japan株式会社 田村 明男様
  • Q&A・ディスカッション
  • 番外(フリートークタイム)
活動期間 2021年8月〜10月 ステータス 開催中
2021年度「AM材料研究会」<br> 〜コンセプト:UV樹脂の逆襲〜
テーマ1 2020年度「AM材料研究会」
活動内容
  • AM造形の活用分野は、その技術の認知が高まるとともにますます広がりを見せてきています。今回のコロナ禍においても、その迅速さ、造形の自由度などが改めて認識されています。​
  • 本年度のAM材料研究会では、材料技術の進展だけでなく、材料メーカー、装置メーカー、ユーザーの立場から材料に対するニーズ・アプリケーションも含めた議論を行い、新しい材料技術の発展のきっかけを作るとともに、「ビジネスに繋がる出会いの場」の提供を目指します。
  • 有識者による講演だけでなく、協会会員の発信もお願いし、会員およびゲストの交流の場として活用していきます。

  • 主査 横浜国立大学成長戦略研究センター 連携研究員 萩原恒夫先生
  • 第1回材料研究会
  • 日時 2020年11月5日(終了)
  • 開催形式 Zoomリモートミーティング
  • 講演1 「最近のAM技術トピックス​」
     講師  横浜国立大学 成長戦略研究センター 連携研究員 萩原 恒夫 先生​
  • 講演2 「電機業界におけるAMの活用事例​」
     講師  佐藤 直樹 様​
  • 会員企業による自社技術紹介1​
     ホッティーポリマー株式会社様​
  • 会員企業による自社技術紹介2
    ​ エス.ラボ株式会社様(ご講演はリコージャパン株式会社様より)​
  • ディスカッションタイム・フリートークタイム

  • 第2回材料研究会
  • 日時 2021年1月27日(終了)
  • 開催形式 Zoomリモートミーティング
  • 講演1 「工業界におけるAMの先進活用事例」
  • 講演2 「装置メーカーにおける材料検討プロセスについて」
    講師 ストラタシスジャパン株式会社 三森 幸治 様
  • 会員企業による自社技術紹介1 DIC株式会社 様
  • 会員企業による自社技術紹介2 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 様
  • ディスカッションタイム・フリートークタイム

  • 第3回材料研究会
  • 日時 2021年3月5日開催(予定)
  • 開催形式 Zoomリモートミーティング
  • 講演1 「射出成形の歴史を振り返り AM を考える」
      講師 株式会社リコー 坂木 泰三 様
  • 講演2 「溶融樹脂積層型 3D プリンターの課題と展望:伸びしろはマテリアルにあり!」
    講師 株式会社 久宝金属製作所 古川 多夢 様
  • 会員企業による自社技術紹介1 株式会社システムインナカゴミ 様
  • 会員企業による自社技術紹介2 三菱マテリアル株式会社 様
  • ディスカッションタイム・フリートークタイム
活動期間 2020年11月1日~2021年3月31日 ステータス 終了しました
2020年度「AM材料研究会」
テーマ2 2020年度「DfAM勉強会」
活動内容
  • 近年、3Dプリンティングの先進地域である欧米では、DfAMの考え方は、設計・製 造の範囲だけに留まらず、戦略や経営、組織作りといった3Dプリンティングのビジネス全般に広がりを見せています。
    DfAMとは、Design for Additive Manufacturingの略で、3Dプリンティングの特徴を活かした設計や考え方のことです。そこで、日本ではまだ定着していないDfAMの考え方について、有識者の講演や先進企業の事例を聞くことで理解を深め、ビジネスに生かしていくための学びの場にしたいと思います。

  • 主査 丸紅情報システムズ株式会社 丸岡 浩幸様
  • 日時 2020年5月28日木曜日13:00~17:20
  • Webinarによる開催
  • 13:00-13:10 初めに
  • 13:10-13:50 「オリエンテーション DfAM の考え方について」
      講師  丸紅情報システムズ株式会社
          丸岡 浩幸様
  • 13:50-14:50 「Additive Manufacturingの強みを活かした設計とは」
      講師  国立研究開発法人 産業総合研究所
          芦田 極様
  • 15:10-15:50 「AM業界の概観と、東芝におけるDesign for AMの取り組み」
      講師  東芝エネルギーシステムズ株式会社
          辻 大輔様
  • 15:50-16:20 「金属3Dプリンターに最適化された製品設計の事例」
      講師  SOLIZE Products 株式会社
          吉崎 寛様
  • 16:30-17:10 フリーディスカッション
活動期間 2019年12月~ ステータス 終了しました
2020年度「DfAM勉強会」
テーマ3 2019年度「AM材料研究会」
活動内容
  • AM造形の活用分野はますます広がりを見せてきている。 活用分野から見た材料への要求特性を理解し、材料開発へのヒントをつかむ。 本研究会では、複合材料を含む樹脂材料および金属、セラミックスなどの無機材料における新材料の特性と、材料に関係する造形技術のトピックスを紹介し、新たな活用へのヒントをつかむ。

  • 第一回研究会 「樹脂材料・複合材料」
    新材料の国内外の動向を用途の視点から総括するとともに、フッ素系樹脂の造形や、形状記憶樹脂などの新材料、既存樹脂の活用を広げる造形技術、複合材料の造形技術をご紹介いただき、今後の樹脂材料の方向を探る
  • 日時  2019年10月31日木曜日12:30~17:00
  • 場所  渋谷区総合文化センター大和田 2F 学習室1
        〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23-21
  •   講師 横浜国立大学 連携研究員
          萩原 恒夫様
  •   講師 ダイキン工業株式会社
          小森 洋和様
  •   講師 キョーラク株式会社
          埜村 卓志様
  •   講師 エス.ラボ株式会社
          柚山 精一様
  •   講師 株式会社ファソテック
          大橋 英一郎様

  • 第二回研究会 「無機材料(金属・セラミックス・砂型)の新技術」
    無機系材料(金属、セラミックス、サンド)などの最新研究の紹介と、応用技術について、今後の方向を探る。
  • 日時 2020年1月23日木曜日 12時30分~16時45分
  • 場所 渋谷区総合文化センター大和田 2F 学習室1
        〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23-21
  • 「PBF-LB 法による金属造形の材料科学とラティス構造体の特徴」
      講師 名古屋大学 大学院工学研究科
            小橋 眞様
  • 「高エントロピー材料の開発と特性(仮題)」
      講師 日立金属株式会社
            後藤 良様
  • 「微細な金属造形が可能なバインダージェット方式3D プリンタDigital Metal」
      講師 ヘガネスジャパン株式会社
            宮本 政博様
  • 「AM技術を用いた医療用デバイスへの応用」
      講師 帝人中島メディカル株式会社
            石坂 春彦様
  • 「3D プリンタ用セラミックス造形材「Brightorb®(ブライトーブ)」と大型3D プリンタVoxeljet VX シリーズのご紹介」
      講師 AGCセラミックス株式会社
            脚田 春彦様
      講師 第一実業株式会社
            桑原 由三子様
活動期間 2019年10月1日~2020年1月23日 ステータス 終了しました
2019年度「AM材料研究会」
テーマ4 2018年度 3Dプリンティング向け新材料研究会
活動内容
  • 近年、従来の限界を超える高耐熱性や高強度の樹脂材料や、セラミックスなどの新しい材料の造形が可能となりつつあります。また、金属においても、Powder Bed Fusion とは異なる方式による低価格の製品が現れてきています。本研究会では、これらの最前線について、アカデミアの先生方とともに、これらの方式を製品化された企業の技術者の方からご紹介をいただき、今後の3Dプリンティングの方向を考える場にしたいと思います。

  • 第一回研究会 「高機能樹脂に関する新技術」
    新材料の国内外の動向と、ラバー材料、高耐熱性、高強度の樹脂材料の最前線をご紹介いただき、今後の樹脂材料の方向を探る  
  • 日時  2019年2月12日火曜日13:10~17:30
    場所  機械振興会館 6-67
        〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8
  •   講師 横浜国立大学 連携研究員
          萩原 恒夫様
  •   講師 神戸大学大学院工学研究科
          西野 孝様
  •   講師 SOLIZE Products株式会社
          齋藤 歩美様
  •   講師 株式会社ストラタシス・ジャパン
          三森 幸治様
  •   講師 EOS Japan 株式会社
          山田 晃裕様
  •   懇親会 17:30~19:00
     
  • 第二回研究会 「金属とセラミックスの新技術(材料と造形技術)」
    金属3Dプリンティングの今後の方向と新造形方式について、また、高付加価値セラミックスの技術と製品についてご紹介いただき、新方式の金属造形物やセラミックスの将来の方向を探る
  • 日時 2019年2月28日木曜日13:00~17:30
    場所 北とぴあ 901号室
       〒114-8503 東京都北区王子1丁目11−1
  •   講師 九州工業大学情報工学研究院
          楢原 弘之様
  •   講師 産業技術総合研究所
          大司  達樹様
  •   講師 株式会社ExOne
          飯塚 隆将様
  •   講師 アズワン株式会社
          若林 太朗様
  •   講師 株式会社アスペクト
          青山 英史様
活動期間 2019年2月12日~28日 ステータス 終了しました
2018年度 3Dプリンティング向け新材料研究会
テーマ5 2018年度「造形物の計測・評価」
活動内容
  • 3Dスキャンによるデータ生成から形状計測・各種力学計測までを実習を通して学ぶ
  •  リバースエンジニアリングによる形状データの生成
  •  造形物の欠陥評価
  •  形状計測・力学計測(剛性・疲労破壊試験)
  • 第一回 リバースエンジニアリングと欠陥の可視化の実際(終了)
    ・X線CTによる形状測定・データ生成から、欠陥計測まで
    【実施項目】
    ① X線CT等を用いた入力用形状データの作成
      (リバースエンジニアリング)
    ② X線CT等を用いた樹脂、および、金属の内部観察
      (欠陥計測)
     
  • 第二回 3Dプリンティング対応の計測技術(終了)
    ・造形物の形状計測、力学計測まで
    【実施項目】
    ① 形状計測/表面粗さ 
    ② 剛性/強度試験(引張り) 
    ③シャルピー衝撃試験
    ④疲労試験
    ⑤内部応力(金属のみ)
活動期間 2018年8月~2018年9月 ステータス 終了
2018年度「造形物の計測・評価」
テーマ6 2017年度「樹脂材料研究会」
活動内容
  • 3Dプリンティングをめぐる全体の流れを共有します
  • 熱可塑性材料・光硬化性材料の特性をその物性値表から読み解けることを目指します
  • コンポジット材料・プリンテッドエレクトロニクスの観点から、今後の3Dプリンティングの方向性を共有します
  • 特許から見る技術の大きな流れを共有します
  • 全体の取りまとめは、
    横浜国立大学成長戦略研究センター
      連携研究員 萩原 恒夫様が行います。
  • 第一回目 「3Dプリンティングをめぐる全体の流れ」
       講師  横浜国立大学成長戦略研究センター
           萩原 恒夫様
       2017年10月6日(金) 
  • 第二回目 「樹脂材料の基礎」 
         熱可塑性材料
         コンポジット材料
       講師  東京理科大学理工学部機械工学科
           松崎 亮介様
       2017年11月8日(水)
  • 第三回目 「3Dプリンティング技術の先端」 
         光硬化性材料
       講師 横浜国立大学 連携研究員
          萩原 恒夫様
         プリンテッドエレクトロニクス
       講師 東京大学大学院工学系研究科
          電気系工学特任研究員
          酒井 真理様
             2018年1月17日(水)
  • 第四回目 「特許から見た3Dプリンティング」 
       講師 横浜国立大学 連携研究員
          萩原 恒夫様
           2018年2月7日(水)
活動期間 2017年10月~2018年2月 ステータス 終了
2017年度「樹脂材料研究会」
テーマ7 後処理、後加工技術(計画中)
活動内容
  • 現状の3Dプリンタ造形物の精度上の品質問題を素材メーカ・プリンタメーカ・後処理メーカが中心になって事例発表
  • QCDを達成できる精密加工技術とはなにかを、実事例を基に検討
  • 意匠性を高める塗装や後加工を探り出す
活動期間 2016年12月~2017年3月 ステータス 計画中
後処理、後加工技術(計画中)
テーマ8 サービスパーツへの3Dプリンタ活用(計画中)
活動内容
  • パーツとして品質上問題ないか。問題を回避する制作方法は
  • 会員様事例から学ぶ最善の仕組みとは
活動期間 2016年11月~2017年6月 ステータス 計画中
サービスパーツへの3Dプリンタ活用(計画中)